■第2日目(ジェノヴァ) 6/28
ケーブルカーで下りた後はロレンツォ通り付近の市街地見学を行いながらアンティコ港へ。
アンティコ港はレンゾピアノ氏が開発に関わっているた港である。
この港の一角に同氏設計のジェノヴァ水族館(写真@)がある。
水族館の正面ファサードは青い壁面に白い魚を型取ったプレートで装飾されている。
特に目立った看板などは存在しないが、このファサードがサインの効果を発揮していることから
初めてでも一目で水族館と認識できるデザインであった。
水族館を見学した後は再び市街地を散策。
プリンチペ駅の方へ移動しながら駅西側に位置するプリンチペ宮殿の庭園を見学。
イタリア様式の庭園(写真ABC)は自由に見学ができるため良い休憩場所となった。
庭園の見返し(写真D)で分かる通り、宮殿の前は港が広がっている。
この中で気になることは東京など大都市でよくある風景=高速道路が横切っている事である。
ジェノヴァは市街地の住宅が密集しており、また高低差があるため海沿いにしか
高速道路が建設できないのであろうが、東京と同様に良い景観とは思いにくいものであった。
とにかく暑い。
ヨーロッパ全土で猛暑となった時期と重なってしまった今回の視察旅行である。
庭園にあったブドウのトレリス(写真E)の清涼感に多少は救われたように感じた。
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