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■第4日目(コペンハーゲン) 5/8

ローゼンボー公園内はクリスチャン4世像と思われる銅像を中心に
芝生広場型の空間と遊戯広場の空間に大きく分かれている。
この公園内で興味をひいたのはプレイロットである。
日本の公園では子供専用の遊び場を区画して分けるということはあまり考えないのであるが
治安の良い北欧の地で区画分けしたプレイロットを見るとは
予測していなかったことであったため少々驚いた。

プレイロットの形状は中央に砂場(写真E)がある十字型の形状になっている。
入口(写真@)は2ヶ所あり簡易施錠が行えるようだった。
区画は高さ1.2m程度の生垣のみと思えるがネットフェンスが内部に施工されている。
ところどころで生垣が切られているため内外の様子が見て取れるという
視覚的な安心感も演出されていた(写真AB)。

十字の腕にはそれぞれが異なった遊具(写真C)が設置されている。
遊具は幼児から小学生程度までを想定したフィールド系のものであった。
囲われている安心感からか親たちはとくに子供に付きっきりという雰囲気もなく
友達同士や家族とおしゃべりを楽しんでいるように見受けられた。
囲われた姿のプレイロットを見直す良い材料になった。
Kei Atelier Ltd. 2000-2011
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A
B
C
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