目次へ戻る
次ページへ
前ページへ
■第3日目(コペンハーゲン) 5/7

オードルップゴー美術館は新館と旧館に分かれており旧館の背後には伝統的なDanish Style Gardenがあると
受付で案内されたため職業柄館内見学をさてすぐに覗いてみることにした。

緩やかな傾斜に造成された庭園は建物際が人工的な刈り込み(写真@)になっており
下方(低い方)に向けて自然度が高くなる造りであった。
庭園のほとんどはシバによるグランドカバーが施されている。
ここもルイジアナ現代美術館と同様にモクレンと針葉樹と赤葉の高木の組み合わせである。
赤葉の高木はアカバザクラ(ベニバスモモ)であると思われる(写真A)。
芝生沿いの園路(写真B)を通り下方へ下ると春の野原が広がっている。
この野原もDanish Style Gardenの要素となるのか詳細は不明であるが
市街地の至る所にも見受けられる野原の風景をデンマーク人は
伝統的に好むのであると思われる。
造成された年代は分からなかったが旧館を背景にした美しい刈り込みを
施した様式庭園がありバラの管理がされていた(写真DE)。

ひと通り見学を終えバスでKlampenborg駅へ戻る。
この駅はアルネ・ヤコブセンの建築群で有名なベルヴュービーチという海岸と隣接しており
集合住宅のヴェラヴィスタやスーホルムを見学しコペンハーゲン中央駅に戻った。
Kei Atelier Ltd. 2000-2011
@
A
B
C
D
E